建築基準法とは
土地に建物を建てる際、守るべき基本ルールが建築基準法です。
安全・快適に生活するための法律であり、細かい建築制限があります。
そこで今回は、建築基準法についてまとめました。
▼建築基準法とは
建築基準法は、建物の敷地や設備・用途・構造など最低限の基準を定めた法律のことです。
建物の床面積や建築面積の上限などを設けることで、生命や財産の保護を図ることが目的とされています。
▼建築制限について
■用途地域
用途地域とは、各地域において建築が可能な建物の用途なのかを決めるルールのことです。
大きく住宅系や商業系・工業系に分類され、さらに13種類に分けられます。
用途に関する制限を設けることで、建物の乱立を防いでいます。
■敷地の接道義務
戸建住宅を建てる際には、幅員4m以上の道路に2m以上接していなければならないという「接道義務」があります。
また大規模な建築物の場合には、一般の住宅より厳しい接道義務が設けられているため、事前の確認が必要です。
■容積率
容積率とは、敷地面積に対する延べ面積の割合のことです。
延べ面積とは各階の床面積の合計のことで、用途地域により細かい制限があります。
■建蔽率
建蔽率とは、敷地面積に対する建築面積の割合のことです。
用途地域や構造により建蔽率が異なります。
■高さの制限
建築物は、必ず高さの制限が決められています。
低層住宅の住環境を良好に保つために、10mまたは12m以内と定めているのです。
▼まとめ
建設基準法とは、建物の敷地や設備・用途・構造など最低限の基準を定めた法律のことです。
建築物は「用途制限や敷地の接道義務」「容積率」「建蔽率」などで、細かく決められています。
『新星工業株式会社』では施工コンサルティングを承っておりますので、建築・土木工事のお困りごとなら当社へご相談ください。
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