欠陥住宅の原因について
新築にもかかわらず、不具合が生じている住宅を欠陥住宅といいます。
そもそも、なぜ欠陥住宅が生まれるのでしょうか。
原因を知っておくことで、トラブルを防げる可能性があります。
そこで今回は、欠陥住宅の原因について解説します。
▼欠陥住宅の原因
■無理なコストの削減
コストを削減することで施工業者の利益が増えるため、必要なコストも削ってしまう悪徳業者も存在します。
資材の質が下がったり工事の工程を省いたりすることで、欠陥住宅が生まれます。
■大幅な工期の短縮
工期が短いほどコストが減るため、経費を抑える目的で工期を短縮する業者もあります。
工期を短縮することで建物の強度や品質が落ち、欠陥住宅につながる可能性があるのです。
■施工業者との連携ミス
建築業界では、元請け業者と下請け業者に分かれていることが多いです。
そのため通常は密に連絡を取り合い、契約内容と相違がないように施工を進めていきます。
しかし、連携がうまくいかないと契約内容と目的物に相違が生まれ、欠陥住宅につながる可能性があります。
■施工ミスの隠ぺい
施工中にミスがあった場合は、元請け業者やお客様に連絡してすぐに対処しなければなりません。
しかし、工期や費用の関係で施工ミスを隠ぺいする業者も存在します。
たとえ小さなミスでも、後に大きなトラブルに発展することがあります。
▼まとめ
欠陥住宅の原因は主に以下の4つです。
・無理なコストの削減
・大幅な工期の短縮
・施工業者との連携ミス
・施工ミスの隠ぺい
当社は東京の施工コンサルタントとして、建築に関するトラブル相談に対応しております。
欠陥住宅や施工ミスでお困りの際は、一度ご相談ください。
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