契約書は有効期限を定めるべき?

query_builder 2024/05/31
コラム
16

契約書には、有効期限が記載されているものと記載されていないものがあります。
そのため、契約書を作成する際に有効期限を定めるべきかどうか悩む方も多いでしょう。
そこで今回は、契約書は有効期限を定めるべきなのか解説します。
▼契約書に有効期限は必要?
■有効期限が必要なケース
派遣契約や雇用契約といった継続的な契約の場合は、有効期限を定める必要があります。
有効期限が切れると契約書の効力がなくなるため、その後も取引が続く際は契約の更新が必要です。
■有効期限が必要ないケース
1回きりの取引であれば、契約書に有効期限を記載する必要はありません。
ただし、取引自体は1回きりでもその後に保証期間などを設定する場合は、契約書に保証期間を明記する必要があります。
▼契約書に有効期限を記載する際のポイント
契約書に有効期限を記載するときは、曖昧な書き方をしないことが大切です。
たとえば「◯月△日から1年間有効」といった書き方をすると、何年の何月何日まで有効なのかはっきりとわかりません。
もしトラブルになった場合は契約書を作成した側が不利になりやすいため、いつからいつまで有効なのかはっきりと明記する必要があります。
そのため、「◇年◯月△日から◇年◯月△日まで」とわかりやすく記載しましょう。
▼まとめ
契約書に有効期限が必要なケースは、継続的に取引を行う場合です。
一方、1回きりの取引であれば有効期限を記載する必要はありません。
有効期限を記載する際は、いつからいつまで有効なのかはっきり記載しましょう。
当社は東京の施工コンサルタントとして、建設関係のコンサルティングを行っております。
契約書の確認や工事の進展の解説など幅広く対応いたしますので、気軽にご相談ください。

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